当事業の３０周年記念交流パーティーが、２０１２年７月、東京港区の、霞が関ビルで開催されました。
パーティーには、ＪＣＭＴ評議委員会委員各位、研修実施機関である虎の門病院各科の医師、支援機関である協賛企業各社の代表者に加えて、現在研修中のアジア、東欧等５ヶ国からの医師、並びにアセアン４ヶ国からの研修生ＯＢ代表各位も参加して、国際色豊かで和やかな雰囲気の中で進められました。

席上、評議委員の清野良民先生からは、当事業の設立者のお一人として、マレーシアのマハティール元首相との会見の模様等事業発足当初の逸話の幾つかがご紹介されました。

また、インドネシア医学評議会議長 メナルディ教授を初めとする各国ＯＢ代表からは、虎の門病院での研修時の思い出話や研修成果としての自国医療水準向上への貢献に関わる謝辞に加えて、今後の更なる発展に対する強い期待が寄せられました。

最後に、評議委員長の渡辺修氏からは、事業主体を代表して支援各機関に対する謝意、並びに昨年の震災時に、各国研修生ＯＢから被災地に寄せられた温かい支援に対するお礼の言葉に続いて、今後のプログラム継続に繋がるエピソードのご紹介があり、盛会裏に散会しました。