アリフィン タスリフ氏からのメッセージ

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Mr. Arifin Tasrif (インドネシア共和国 エネルギー・鉱物資源大臣、前駐日インドネシア共和国特命全権大使)
駐日大使在任期間:2017年3月13日~2019年10月23日
Ambassador Extraordinary & Pleniopotentiary of Republic of Indonesia and Micronesia:
13 March 2017 – 23 October 2019

インドネシア共和国エネルギー・鉱物資源大臣:2019年10月23日~
Ministry of Energy and Mineral Resources of the Republic of Indonesia: October 23, 2019 ~

私がこのプログラム(Japanese Council for Medical Training/JCMT)と虎の門病院のことを知ったのは、2015年に私の長女がJCMTのFellowとしてこのプログラムに参加したことがきっかけでした。それ以来、私はこの事業に強い関心を持ってきました。

JCMTは40年を超える長い歴史のあるプログラムで、我が国からも延べ70名以上の医師が様々な医療分野の研修に参加しており、その多くが帰国後トップクラスの医師として我が国の医療に貢献しています。

JCMT Fellowの研修病院である虎の門病院では最先端の医療を学ぶだけでなく、患者中心のチーム医療のより良い在り方についても学んでいると聞いています。またその一方で、JCMTでは、虎の門病院での研修を指導した医師をFellowの母国に派遣して現地の実情に沿った実地指導を継続的に行っており、インドネシアにも毎年のように医師を派遣してくれています。
このような双方向の活動を通して我が国の医師に対する医療技術移転を確かなものにしているだけでなく、我が国と日本との親善を促進しており、深く感謝しています。

私は2017年から駐日大使として2年半にわたって日本に滞在しましたが、その間、JCMTの研修病院である虎の門病院で定期的に健康診断を受け、その素晴らしい医療サービスも経験しました。
また大使としてJCMTの特別記念パーティへの招待も受け、このプログラムの評議委員の方々や協賛企業の方々に直接お会いする機会を得て、「医療研修を通して日本とFellowの国々との友好関係を促進する」というJCMTの理念を知り、たいへん感銘を受けました。そして、このパーティには各国から新旧のJCMT Fellowが多数招かれておりました。彼等が国境を越え文化習慣の違いも乗り越えて温かい友情を育んでいる様子を目の当たりにして、このプログラムがまさにその理念の通り、真の国際親善の促進に寄与していることにあらためて感動致しました。

このような素晴らしいプログラムを支えている協賛企業各社及び海外の医療人材育成に貢献し続けている虎の門病院に心からの敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。
このプログラムの末永い継続とますますの発展を祈念致します。

2023.12.8
Arifin Tasrif

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当研修プログラムへの参加は、東南アジア、東欧を中心とする地域の国々の特定医療機関からの推薦を得た医師に限定されています。