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2015.05.11

2014年度事業の概況

新規研修については、春季タイ2名・ヴェトナム1名、秋季マレーシア2名・ヴェトナム1名合計6名の研修生の受け入れを行い、それぞれ2ヶ月に及ぶ専門分野別定期研修を実施しました。

新規研修1医療機器技術研修としては、虎の門病院で各種内視鏡、超音波診断装置、磁気共鳴画像診断装置、コンピューター断層撮影装置等を用いた高度診断技術について研修しました。 また、手術用顕微鏡、胸腔鏡、腹腔鏡、内視鏡、術中超音波診断装置、術中モニター等を用いた外科手術やカテーテル治療、外科的手技や術後管理、リハビリテーションの多職種協働チーム医療等の医療現場の見学とディスカッションを通じて、現在の日本の臨床医療技術についての研修も実施しています。

新規研修2現代日本社会や日本人についての理解を深めるため、研修期間中は一般的な日常生活体験をしてもらうと同時に、日本の歴史や文化等にも触れられるよう機会を設けています。
その活動の一環として、春季、秋季の定期研修中に、奈良・京都へのスタディツアーを実施しています。

再研修については特別招聘を含め、例年より多い9名の研修生をヴェトナム・モンゴル・インドネシア・マレーシアから受け入れました。再研修生には、1週間から2週間の専門分野別短期研修を実施しています。

フォローアップ研修として下記3件の現地研修を実施しました。

フォローアップ1① 2014年12月初旬、虎の門病院副院長山田正三医師により、ヴェトドク病院において、JCMT卒業生他のヴェトナムの脳外科医師に対し間脳下垂体腫瘍摘出の手技デモンストレーション、症例診断指導、講演会を実施しました。

フォローアップ2② 2015年2月初旬、虎の門病院脳神経血管内治療科部長松丸祐司医師により、プルタミナ中央病院他において、JCMT卒業生他のインドネシアの脳神経外科医師に対し、脳神経血管内治療に関する講演と手技指導、診断指導を行いました。

フォローアップ3③ 2015年2月中旬、虎の門病院皮膚科大原國章医師により、インドネシア大学医学部付属チプトマングンクスモ病院皮膚科で、JCMT卒業生他のインドネシアの皮膚科医師に対して皮膚がん手術の手技指導、症例診断指導、講演会を実施しました。

JCMT事業に協賛頂いている企業の皆さんと、研修生・虎の門病院医師との交流会を7月中旬に実施しました。研修生一同から各国の現状と課題が報告されたほか、歌による感謝の言葉が伝えられました。50名を超える皆様のご参加を頂き、終始笑顔が溢れる交流会となりました。

交流会

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