研修実積

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評議委員 虎の門病院顧問 山口 徹

JCMTプロジェクトは1982年に開始され、以来30年の長きに亘り続いています。虎の門病院は、このプロジェクトがスタートした時から受入研修機関を務めてきました。2013年4月現在、その卒業生の累計数は、東南アジア、東欧を中心に16ヶ国、242名に上っています。

JCMTプログラムの卒業生の多くは、ASEANの国々で医療の発展のため指導的な役割を果たしており、この医療支援プログラムの高い成果だと思います。また、卒業生の多くは非常に親日的で、卒業後もJCMTプロジェクトと緊密な繋がりが続いており、国際親善プログラムとしても高い成果を挙げていると思います。虎の門病院がこのプロジェクトを担ってこられたことを誇りに思っています。

この歴史の中で、2007年には、発足時以来続いてきた公的資金による支援が途絶えるという危機がありました。しかし、事業趣旨に賛同する民間企業から寄付をいただき、従来同様のプログラム内容で事業継続が可能となりました。現在、協賛企業9社、㈶貿易研修センター、虎の門病院の合わせて11の関係機関、そして事業運営に関わる重要事項を審議する評議委員会(評議委員長:石油資源開発㈱代表取締役社長渡辺修氏)の方々のご協力を得て、プロジェクトは滞りなく運営されています。JCMTプロジェクトの国際貢献プログラムとしての高い評価だけではなく、関係する皆様のJCMTプロジェクトに対する強い思い入れと熱意によりJCMTプロジェクトの今日があると思います。JCMTプロジェクトを中断することなく続けてこられたことに深く感謝しています。

虎の門病院の医師も、積極的に熱意を持って研修中の招聘医師の指導に当たり、プログラムの運営には惜しみなく協力、支援しています。国を越えて医療福祉の向上に貢献でき、また海外の多くの医師と親睦を深め、広めることができるプロジェクトは素晴らしいと常々感じています。このJCMTプロジェクトが末永く継続してゆけることを、虎の門病院は病院を挙げて強く願っています。

研修実積

年度別

受入部門別

(注)2005年迄の間、脳下垂体外科の実積は脳神経外科の実積に含む
※再研修生の数は含んでおりません。